愛媛でご馳走食べてます
3月の下旬に愛媛に帰り、4月のはじめに母をお墓参りに連れて行くためにまた東京に戻って、再び愛媛に来ております。
いや~、全国をコロナの「変異株」とやらが飛び回っておりますな~。
愛媛でも今までありえなかったような数字を毎日叩きだしておりますよ。
夫も今月から新しい職場に勤め始めたのですが、東京に戻ったりしていたので待機期間を余儀なくされ、やっと本日めでたく労働に出かけていきました。
お弁当が必要だということで、いやいやもう何十年かぶりで愛妻弁当などを用意しましたんですよ。カバンに入れられる弁当箱というリクエストに応えたら、こんなに細っこいやつになってしまいました。
なんの工夫もない唐揚げ弁当です。
ジイサンのためのお弁当など地味でつまらんですな。
ただ、雑誌に載ってた「プチトマトのだし浸し」なるものだけは、これはアタリです。
プチトマトを湯むきしてだし汁と酒と塩にひと晩漬けておくだけなんですが、さっぱりだけどいい味わいになっていて、おいしいです。見た目もかわいいし。
まあオジイサン用にかわいいも何もないんですけどねえ。
本当はそろそろ東京に戻りたいんですが、慣れるまではお弁当を持たせてあげて妻のありがたみと恩を売っておこうと思いまして。
というかですね、「東京に来ないで」なーんて言われちゃったら帰れないじゃーないですかー!どうなるんでしょうかねえ、まーた緊急事態宣言!?
でも一年ぶりの愛媛での暮らしはとても気持ちがいいです。
荒れ放題の花壇もやっと修復できまして、今はマーガレットが満開です。
小菊みたいですが、変わった品種のマーガレットなんですよ。
昨年は見ることが叶わなかったコデマリちゃんも大きくなりました。
いやいや、元気に咲く花を愛でるのはなんと幸福なものでありましょうか。
先日やっとこの家にも光ケーブルとwifiを導入いたしまして、「不便!!」がひとつなくなりました。私はスマホで文字を打つのがホント苦手でありまして、パソコン使えるのは何よりです。これでマメにブログ更新できます!(そうか?)
こちらで暮らす人には、風の匂いもお日さまの気持ちよさも星空の見事さも、ごくあたりまえの日常でしかないのでしょうが、窓から向かいの建物しか見えない暮らしをしている私などにとっては、毎日がご馳走です。
菜々子も一緒に来ています。
これ、お仏壇なんですよ。中にお骨が収納されとります。
写真は12歳の誕生日のときのです。
夫はこれをみるたびに涙目になっておりましたが、最近はそれもなくなってきたかな。
ふたりとも心の中の「菜々子がいた場所」はぽっかりと空洞になったままですし、もしもまたいつか縁があって生きものを迎えることがあっても、そこは埋まることはないのでしょうね。
「永久欠番 」みたいなものかなー。
でも胸のなかにそういうものがあるって、淋しいけれどもちょっといいじゃないですかなんて思っちゃったりしております。
世間はため息が出るようなニュースばかりですが・・・・。
でも春です。新緑が目に沁みるいい季節です。