ここで待ってます

喜怒哀楽のなぐり書きですが。

菜々子生還。おかえり。

前回のブログを書いたあとは、まさに修羅場でございました。

苦しむ菜々子にもうがんばれっとは言えない状況でして、おんおん泣きながら「もういい、もういいよ、がんばらなくていいから」と抱きしめるしかありませんでした。

菜々子はせいいっぱい抵抗して生きようとしていたのに全く失礼千万でありました。

土曜日の朝酸素吸入の機械が到着しまして。

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「えーっ、なにココ」な菜々子でしたが。

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すぐに落ち着きました。

やはり呼吸がかなり楽なのだと思います。

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本体はコチラです。

「テルコム」の製品です。

これが菜々子の救世主となってくれました。

土曜日は一日ゲージに入っておりましたが、日曜の午後には一旦解放となりました。

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マスクを鼻先に持ってくればどこでも使えます。

荒波のようだった菜々子の呼吸はかなり回復しました。

紫だった口の中も濃いピンクにもどり、冷たかった足先もほっかりとしてきました。

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ああっ。

クララ菜々子が立ったわ!!!

 

今はシリンジで無理やり入れる流動食がメインですが、昨日からごくごく小さくちぎったレバーの肉片を口にするようになりました。

ものすごく亀歩きですが、外にシッコしにも行きます。

抱きかかえると、ずいぶん軽くなっているのがわかりますねえ。

 

菜々子、アレな川っぷちから、何とか戻ってまいりました。

温かい励ましのコメントをくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。

読ませていただきながら、涙と鼻水を盛大に垂れ流した紺ねずでございます。

お返事ができない無礼をなにとぞお許しくださいませ。

 

菜々子は心臓をはじめ他の臓器も弱っていますし、この先どうなるやらわからないのが現状であります。でも、生きたいという力を少しでもサポートしなければと思います。

菜々子が「そろそろいっかな。ほんじゃーね、お世話さま~」となる日がくるまで。

その覚悟はあの夜でずいぶんできた気がしています(まだぐらぐらですけど)。

菜々子よ。

願わくば、離れたみかんの国でめそめそしてるらしいオイちゃん(夫)が戻ってこれる来春ぐらいまでは、ここにいてやってくれたまい。そして14歳を迎えてくださいよ。

 

今年の更新はこれでおしまいです。

新しい年は、少しでも希望の見えるものとなりますように。

みなさま、よい年をお迎えくださいね。

ありがとうございました。