菜の花の頃に。
えー。
さる2月28日の夜に、菜々子永眠いたしました。
あっという間にいっちゃいました。
少し呼吸が乱れていたので酸素室に入れていたのですが、いやな予感がして酸素室の扉を開けた途端、大きく口をひらいたかと思うと私の腕の中でぐんにゃりとなりました。
覚悟はしていたのですが、あんまりにもあっけなく急だったので、最後までせっかちだなあアンタは、と思ってしまいました。
菜々子は冷たくなってもかわいいやつのままで、ほんと眠ってるみたいでした。
で、こんなになって戻ってまいりました。
骨までかわいかった(笑)。
あとちょっとで14歳の誕生日だったのに。
ちゃんとケーキはミキサーにかけて飲ませてあげるつもりだったのに。
「流動食なんてごめんだい!」だったのかなあ。
不思議なことに。
私、悲しくないんですよ。
もちろん急遽帰省した夫とともに、もう3年分ぐらいの涙は流しましたけれども、今日夫が愛媛に戻ったので今は部屋にひとりでいるんですけども。
全然悲しかったり淋しかったりっていう感覚、ないんです。
きっとまだ」そこにいてくれるのかもしれないですね。
菜々子、今までほんとうにありがとう。私ずいぶん幸せにしてもらいましたよ。
またいつか。
またいつか会おうね。
きっとだよ。
菜々子を応援してくださった皆様にも心からの感謝を申し上げます。