マスク解禁Xデーはいつ?
いやいや、連日お暑うございます。
東京地方はいきなり空が暗くなって雨粒は落ちるものの、すぐにコンクリートの路面に吸い取られてしまいます。それでも昨夜の犬散歩ではまだ道がいくらか湿っていて、歩いていてもほんの少ししのぎやすかった気がします。
菜々子はあんなに大嫌いだった雷の音を全く気にしなくなりまして。
耳が遠くなったのか、なにか波長がズレてきたのか。過呼吸になるんじゃないかと思うくらいの動揺っぷりが消えたのはいいことなんですけど、ああホントにお婆さんになったんだねえと、なんだかしみじみ思う夏なのでした。
そういえば、この夏は越せないかもと奥さんが淋しそうに言っていた、角のお米屋さんのワンコは先月末に旅立ったそうです。17歳ですから大往生なのでしょうけれど、安らかな最後であっても寿命と思っても、悲しいものは悲しい。袋に残った大量のオムツを抱えて泣く自分をついつい想像してしまうのであります。
・・・・・と、朝にここまで書いたのですよ。
中断したら、そのまま夜になってしまいました。今続けないと、ただの「下書き」になってしまうでしょう。もうそんな記事が山のように溜まっております。
午後、暑いさかりのときに買い物に出かけて、重い荷物を抱えて帰ってきたまではいいのですが、エレベーターに乗ったとたんに頭がフラっと。
これは熱中症の入り口ではないかっ。
ほんとこれ、気づかないうちにくるもんなんですね。もう急いで手洗いうがいよりも先に冷蔵庫を開けましたよ。とにかく給水。
危ないなぁ。あと5分よけいに歩いていたら道端でバッタリ・・・?いやぁウィルスなんかよりこちらの方がよっぽど怖いですね。この時期のマスクも危険度アップなんだと思いますよ。マスクしてないと人の目が刺さるような世の中もどうなんでしょうかねぇ。だいたいひとりで歩いていればたいていは黙っているもんだし、ひとりなのに飛沫をとばしまくる状況なんて・・・あったらそれは別の意味で問題があるような。
この間ね、散歩の時、早朝で歩いてる人なんていなかったので、あごマスクをしちゃったんですよ。マスクをずらすと朝の空気や匂いがほんと新鮮なので。
そうしたら路地から急に私の前に出てきたおばさんが。
私を見るなり、マスクの上から口元を押さえて顔をそむけやがり・・あ、言葉使いがよろしくないですね。顔を明後日の方向に向けてそのまま歩いていったんです。あのう、私あなたに話しかけていませんけど?
大声で歌っていたり、盛大に咳やくしゃみをしていたわけではないのです。犬とも目に見えない誰かとも会話していませんし、空気中に私由来の飛沫は混じっていない筈ですからご安心ください・・・ってちょっとぉ!感じ悪いなぁ。
なるほどなぁ。帰省した人の家に貼り紙とかするのってもしかしてこういう人かな。ワイドショーなんかの煽りがそのまま知識になっちゃってるのでしょうかねえ。たとえノーマスクの人であっても、すれ違うだけで感染してたらアナタ、今頃毎日4ケタの数字が出てることでしょうよ。
そういえば私の母も、実家に行くたびに「もう区内の感染者は500人を超えたよ」とか何故か得意げに教えてくれるんですけど。えっと、それ春からの累計だから。もうとっくに大半の人は回復してる訳だから。今500人いるんじゃないから。コロナ関連では、人を不安にさせる数字マジックが花盛りで困ったものですよ。
で。
マスク解禁日。
私はこれがなによりも待ち遠しいのであります。
その日はいったいいつくるんだー。
アナタがとっても羨ましいですよ。
て・・・鼻におべんとついてますが非常食ですか。