ここで待ってます

喜怒哀楽のなぐり書きですが。

ぴーぴー注意報

 

菜々子はわが家に来た当時は体重が5キロほどしかなく

柴犬サイズであったにも関わらずガリガリだったんです。

食も細くて、あれも食べないこれも食べない、高価なドッグフード畑を

どれだけ渡り歩いたことでしょう。

(サンプルは食いつきがよくても、袋で買うと途端に食べないとか)

たどりついたのが、何のことはないただの「おじや」。

小松菜とかの青いもの、大根などの白いものと、肉か魚。たまに卵の黄身。

ごはんは煮ると増えるのでおしゃもじに半分ぐらい。

これが菜々子的には合ったらしく、ごはん皿がピッカピカになったときは

そりゃー嬉しかったもんです。

手作り食は賛否両論ですが、わが家ではこれで現在に至ってます。

あ、フードも食べますよ、今では。やはり非常時なんかには必要ですからねえ。

 

 

しかし。

シニアになって、胃袋が認知症気味になったのか。

あの頃がまるで夢まぼろしだったかのように・・・食べる、食べたがる。

どこに寝転がっていても、私がキッチンに立つと起きます。

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あのーアタシ朝ごはん食べましたっけ?

 

「とっくに食べてますが何か?」

 

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デザートはまだだった気がするから、まちます。

 

「いや、デザートもすっかりたいらげてます」

 

 

それでもひとりで暮らす高齢母のところなんぞに行くと

そりゃー、テンコモリのオヤツだのがふるまわれるわけで。

(人のせいにしてるけど、飼い主も甘いんだなこれが)

 

で、後でお腹の調子が悪くなるわけです。当然ながら。

食べすぎ。

 

菜々子はトイレは完全外派なんです。

もう絶対家の中ではしないのですよ。

お腹がどんなに大暴れのときでも外に出るまで耐えます。

 

もう長年のつきあいですから、ぴーぴー注意報はすぐわかります。

 

注意報レベル1・・・そのへんをうろうろする。落ち着かなくなる。

注意報レベル2・・・私のそばに来て「訴えの目」を向ける。

警報レベル1・・・震える。お腹から騒ぎの音が聞こえだす。

警報レベル2・・・・・玄関ドア前で立ちつくす。

 

こうなると、真夜中であろうと、観ているドラマがいいところであろうと、

ビール飲みかけであろうと、満杯の水とポイ太くん(ウン袋)を補充し、

大急ぎで外にでなければなりません。

(こんなとき、飼い主も菜々子も駆け足です)

もう今では警報レベルまで気づかないことはほとんどなく、夜中であっても

うろうろレベルで対処できるようになりました。

 

さきほど(AM10時すぎ)久々に注意報が出ましたんで。

エエ、早速近場の公園までダッシュをし、対処いたしました。

前回は確か「凪のお暇」を観ている最中だったから半年ぶりぐらい(笑)。

(あのときは、何故いまなんだーーー!!って正直思いましたが)

若犬の頃は、拾い食いの女王だったこともあり、もー頻繁に注意報ならぬ

警報が発令されていたものです。

夜間やってる動物救急病院に駆け込んだこともあります。

それに比べたら、今はなんと平穏であることか。

まあ多少のぴーやゲーでは動じなくなったというのもありますが。

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落ち着いたようです。

熟睡しとります。

確かにぴーでした。お腹痛かったんだね。

これからはアナタも自粛。

 

追記

夕方の散歩では無事、注意報解除となりました。

はあ、めでたしめでたし。